無印良品の商品ラベル

pandaman3852009-04-19

無印良品の商品ラベルって、以前はスルリっとはがれて、商品にあとが残ることがなかった。そういうところから、商品に対する愛情とか、消費者に対する細やかな気遣いみたいなものを感じて、とても好感を持っていたのだが。


今日買ってきたポリプロピレンバインダーに貼っていた商品ラベルは、はがしくくなっていた。4冊ともそういうのだったから、この商品に関してはそうなんだろう。たしかにポリプロピレンだから、すこしペタペタとはがせばシール成分は取れるんだけど、なんとなく引っかかった。


無印が始まったころは、訳があって安いとか、商品の無駄を省いたとか、そういう工夫があった。飾り気はないけれど、機能美を感じられる商品が多くあった。だけど「無印良品というブランド」になってしまってからは、無理にシンプル仕上げとか、素材はたしかにいいものを使ってるかもしれないけれど値段は見合っているの?そもそもこの商品にその素材は必要なのか?という疑問を持つ商品が増えた。気に入って使っている商品がなくなったり、中身の質が落ちたり、とか。


もちろん、今も無印は好きだし、愛用品も多いのだけれど、ブランド戦略だけじゃなくて、買う側が手に取ったときに何を思うか、っていう感情の部分も大切にしてほしいな、って思う。